ツイッター、最高指導者のアカウントを凍結
2022年01月15日付 Hamshahri 紙


 ツイッターは同社SNSの最高指導者のアカウントを凍結した。

【ハムシャフリー電子版】YJC通信によると、ツイッターはこの措置について、最高指導者のツイッターアカウントにおいてドナルド・トランプ前米国大統領への報復に向けたアニメーションの投稿があったためと発表した。

 アニメーション『報復は不可避だ』は、殉教者ソレイマーニー司令官殺害の実行犯と命令者たちへの報復を扱う《「英雄」募集キャンペーン》という企画に投稿された作品の中から選ばれたものの1つである。。

 この作品は、昨年最高指導者の広報サイトに公開された同じタイトルの掲示板の情報に基づいて制作された。

 殉教したガーセム・ソレイマーニー司令官は、アブーマフディー・アルムハンディス氏や他の同志らと共に、1398年デイ月13日[注:西暦2020年1月3日]の明け方に当時のアメリカ大統領ドナルド・トランプ氏の指令によりイラクで暗殺された。

 この非人道的な犯罪とテロ行為はこれまで、世界中のほとんどの国の関係者から非難がなされてきた。そして一部の政治家は、殉教者ソレイマーニー司令官の暗殺が中東におけるこの100年間で最も重要な出来事だと見做している。

 最近では、ホセイン・サラーミー革命防衛隊総司令官も最高指導者のウエブサイトKHAMENEI.IRの独占インタビューで最高指導者の発言を引用してこう述べていた。「ガーセム・ソレイマーニー司令官は増殖したのである。生前我々は一人のソレイマーニー司令官しか識らなかったが、同司令官の殉教によって人々の心の中に革命が生まれ、心の中に道が開かれた。そして若者たちの心の中でその存在がいや増したのである。」

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:OM )
( 記事ID:52286 )