シリア:シリアを介したレバノン・ヨルダン間の電力接続に向けての協定が署名、「歴史的な瞬間」(2)
2022年01月26日付 その他 - Snack Syrian.com 紙


■シリアを介したレバノン・ヨルダン間の電力接続に向けての協定が署名、「歴史的な瞬間」と評される

【スナック・シリアン・ドットコム】

ファイヤード氏は、レバノンがこの協定のもとで毎時間250メガワットのヨルダン製電力を得ることを明らかにした。さらには「今回の進展がシリアの援助、支援、参加のもとで実現した」ことを明らかにしつつ、次のように付言した。「我々は現在エジプトとヨルダンからの天然ガス輸入に向けて取り組んでおり、シリアの支援のもとで、ザフラーニー発電所にガスを供給することを目指している。この計画に関する協定の発効は今から2か月後となる予定である」。

一方ヨルダンのエネルギー大臣は、今回の協定が「三国間の協力の紐帯と、これらの国々の指導者の方針に由来する三国の歴史的関係」を強化するものであると述べた。同時に、該当する三国間での協力体制の水準をより高める必要があると述べた。

レバノンと同様にシリアも電力供給状況に苦しんでおり、同国ではわずか30分の電力供給を行うために5時間半もの停電時間が生じる事態にまで至っていることは特筆に値する。同国の国民たちも、自身らがより多くの時間に電力供給を受けられるようになる、歴史的な瞬間を心待ちにしているのである。

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:52322 )