ヨルダン:シリア領内からの麻薬密輸の頻発をうけ、ヨルダンがアサド政権に警告(3)
2022年01月28日付 その他 - al-Souria.net 紙


■ヨルダンがアサド政権に対し警告を発する。「あなたたちが行動を起こさないのであれば、我々が我々の国境を守る」

【スーリーヤ・ネット】

同チャンネルによると、密輸業者は、密輸品をヨルダン国内で売りさばくか湾岸諸国まで運ぶため、あらゆる手段を講じて同国国境に浸透しようと試みているという。

さらに同チャンネルは、以上の理由で、ヨルダン軍が国境地帯における交戦規則を改定することを余儀なくされたことを示した。またこれは「国境に近づく人々を正当な殺害・破壊対象として扱うという同国の決意」を表すものだという。

ヨルダンは2020年に約140万錠のキャプタゴン錠剤を押収し、2021年には1500万錠を超えるキャプタゴン錠剤の密輸を阻止した。

さらに最新の統計によると、同国は2022年が始まってわずか2週間以内に、約550万錠のキャプタゴン錠剤の密輸を阻止した。

西側諸国の複数の報告(ここには米ニューヨーク・タイムズ紙が掲載した調査も含まれる)によって最近明らかになったことによると、ヨルダンは、レバノンやシリアを起点とし湾岸諸国、特にサウジアラビアを目的地とする麻薬物質キャプタゴンの密輸の通過地点と考えられている。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52332 )