シリア:シリアへの支援から「多くのこと」を望むロシア(2)
2022年01月29日付 その他 - al-Souria.net 紙


■シリア支援をめぐって「多くのこと」を望むロシア

【スーリーヤ・ネット】

これに先立つ2021年7月10日、国境沿いのバーブ・ハワー通行所を通過するかたちでの人道支援の提供の延長が、国連安保理会合において全会一致で可決された。

この決定により、国境沿いの通行所を介した支援の提供が6か月の間許可される。またこの期限は「国連事務総長の決定および全ての当事者に対する支援を提供するにあたっての透明性」に基づいて、さらに6か月延長される可能性がある。

同決議のなかでは、国連事務総長が今年の一月中に、特にバーブ・ハワー通行所を介した「支援を提供するにあたっての透明性」に関する報告を発表することが決定されている。

ロシアはこれまでの数年間、国境通行所を介してシリア北西部に支援を提供する計画を度々妨害しようと試みてきた。

同国のワシリー・ネベンジャ国連大使は支援の延長決定をめぐる直近の投票を行った際、「
越境支援メカニズムが最終的に対立ラインを越えるかたちでの(シリア政府の監督下で同国国内からなされる)人道支援に取って代わられることを目的とし、ロシアは最初の6か月の間、この決定の実施状況をフォローアップする」と述べた。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52345 )