賃金に関する朗報 従業員給与は所得階層別に引き上げか?
2021年12月03日付 Hamshahri 紙


1401年度[訳注:西暦2022年]予算の条項と詳細ならびに注釈が提出され、大統領と全閣僚が出席し検討がなされた。

イラン学生通信(ISNA)によると、1401年度国家予算の検討と編成のため、臨時閣議が木曜日の午前と午後の2回にわたって開催された。閣議では従業員の給与引上げが決定され、給与額が少ない従業員に対してはより多く増額するために、所得階層別の引上げを実施する方法について検討が行われた。

この閣議ではまた、経済の民営化と運営への民間参加について、州と国レベルで未完となっているプロジェクト推進機関を民間部門の協力で補完させる決定がなされた。

一般向けインターネット拡大と全市民のインターネットアクセスのための閣議では、国内の電力未供給の村落を最優先として可及的速やかな送電インフラの整備が決定された。

この閣議ではまた、農業ジハード大臣提案により農業保険基金の強化を図るため1401年度に約7兆トマーンを農家の損失補填に割り当てることが決定された。国会の最終承認を経て、この金額が正式に計上される。

この閣議では、環境広告権を巡るイランサッカー連盟、国営放送、スポーツ青年省間の意見相違について、この3団体から組織されるワーキンググループが問題を調査し、閣議了承を得るための決定案を提出するよう決定された。

閣議は1401年度国家予算の細則についての検討を継続するため、明日金曜日に再び臨時会議を行う。

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( 翻訳者:MK )
( 記事ID:52352 )