イラン輸出貨物にゾウムシ混入、インドが輸出停止措置
2021年12月15日付 Hamshahri 紙


インド農業省は、イラン植物保護庁に向けて送付した文書の中で、「キウイの船荷の15貨物においてゾウムシが繰り返し確認されたため、イランからのキウイ輸入を一時的に停止する」と通告した。

タスニーム通信によるとインド農業省は、国家植物保護庁のマフディー・ガーイェミーヤーン検疫・保健事務次官宛てた文書の中で、イランからのキウイ輸入がその基準に一致していないと認識している。

この文書では以下のように述べられている。
「イランから輸入したキウイ船荷において、検疫有害動物のシロゾウムシや非検疫有害動物のアカゾウムシの存在が度々確認されている。規定された基準に一致せず、積荷内のこのような害虫の存在はインド国家のバイオセキュリティーを脅かすものと判断され、国の規定に従い対処されなければならない。

前回の文書が送付された2019年4月以降、13の船荷に検疫有害動物のシロゾウムシが、2つの船荷に非検疫有害動物のアカゾウムシが発見された。しかしその原因についてイラン側からの回答を受領していない。さらに2021年10月以降現在まで、インドはイランから輸入した24のキウイ船荷において検疫有害動物ならびに非検疫有害動物を発見している。

この点を踏まえてインドは、イラン植物保護庁がリスク評価を改正するまでの間、イランからのキウイ輸入を一時停止し、12月8日付の衛生証明書についても無効になると見込む。」

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( 翻訳者:KO )
( 記事ID:52362 )