災害緊急時対策庁、「シリア人の子供15人が難民キャンプで凍死」のニュースに返答
2022年01月31日付 Cumhuriyet 紙



災害緊急時対策庁は、トルコが管理するシリア北部においてシリア人の子供15人が凍死したという情報が事実を反映していないと応答した。


シリア人の子供15人が難民キャンプで凍死したという情報について災害緊急対策庁は見解を発表し、この情報の根拠とされている写真は2013年と2017年に流通したものであるとした。

発表では、トルコによる「ユーフラテスの盾作戦」「オリーブの枝作戦」「平和の泉作戦」およびイドリブ緊張緩和地域における人道支援は、災害緊急対策庁の指揮下で市民社会組織との協働で行われているとされたほか、2016年以来、冬の備えを含むあらゆる季節に対応できるような形で安全地帯での活動を行っているとされた。

同庁は、安全地帯でトルコが管理するキャンプにおいては、激しい雪が降った6日間の間だけでも1692個のテント、2,480トンの石炭、23,961箱の食糧、46,476枚の毛布、44,774着の衣類が配布されたことも発表したうえで、以下のように述べた。

「〔流布している〕情報が事実を反映していないとしても、凍るような寒さが続いている地域で人道危機が拡大しないよう、また寒さのせいで悲しい出来事が発生しないよう、市民社会組織とともに人道支援を途切れることなく続けていきます」

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( 翻訳者:今城尚彦 )
( 記事ID:52369 )