■トルコが祖国に帰還したシリア人の数を発表、政府高官「彼らは問題の源泉ではない」

【スーリーヤ・ネット】

トルコ入国管理局が公表した統計によると、トルコに暮らすシリア人の数は約400万人にのぼる。

トルコに暮らす一部のシリア人は、同国の野党に属する一部の政治家からの「人種差別的」立場に直面している。そのなかには、今後権力を掌握した際にシリア人を祖国に送り返すと幾度とない脅迫を行っている共和人民党のケマル・クルチダルオール党首に加え、「トルコの問題はシリア人が存在していることにある」との見解のもとでメディア・キャンペーン用の演説を行っている数々の政治家がいる。

しかしトルコ大統領府通信局のファフレッティン・アルトゥン局長は、今日のワークショップのなかで、これらの「人種差別主義者」がとっている立場について次のように述べた。「
メディアや政治におけるポピュリスト的は、移民や国外移住を希望する人々に対するヘイトを煽動しており、それが残念なことに人種差別へとつながっている」。

同局長は「移民や難民は問題の源泉ではなく、問題の犠牲者である」と付言しつつ、在トルコのシリア人について蔓延している「人を惑わす」情報について語った。

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（ 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 ）
（ 記事ID:52385 )