シリア:アラブ・ガス・パイプラインをめぐるイスラエルの思惑と米国の立場(3)
2022年01月23日付 その他 - Snack Syrian.com 紙


■「イスラエルはシリアの経済復興に貢献するか?」…ロシア・トゥデイによる「議論を呼ぶタイトル」

【スナック・シリアン・ドットコム】

ロシア・トゥデイが引用した記事は同問題をめぐるロシアの立場について、「一方、ロシア側はこのようなプロジェクトをポジティヴにとらえている」と述べた。同様に、ロシア大統領のシリア和解特別代表であるアレクサンドル・ラブレンティエフ氏は昨年12月、「同様のイニシアチブはダマスカスの公式部門に追加の収入をもたらす可能性がある」ことを指摘したという。同氏の発言からは、2022年には、シリア政府に向けられた国際的な制裁の圧力を緩和する傾向が強まるであろうことが推察される。

同記事は次の文言によって締めくくられている。「アラブ・ガス・パイプラインの計画が実施されることによって損害を被るものがあるとすれば、それはおそらくは米国による制裁措置の手段である。ブルッキングス研究所の研究者らによると、エネルギー計画が促すシリア政権の「再正統化」は米国の制裁ポリシーの信頼性を損なうことにつながる」。

最初に戻る

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52400 )