公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領のコロナ感染は世界でもニュースになった。エルドアンの「健康状態はセンシティブなテーマ」であるとされる一方、大統領がワクチン接種をした時期にどのワクチンを打ったのかには言及していないと伝えられた。

AKPレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、昨日（土曜日）に生中継で参加したゾングルダク・キリムリ間のProf. Dr.シャーバン・テオマン・ドゥラル・トンネルの開通式で体調に関する発表を行った。

生中継の直後にソーシャルメディアに投稿したエルドアンは、「本日軽い症状があり、妻と一緒に行ったCovid-19検査の結果が陽性でした。オミクロン株であることがわかりましたが、幸いにも軽症です。公務を行っています。在宅で職務を続けます。皆さんのドゥアー[祈り]を待っています。」とした。

■ニューヨーク・タイムズ(NYT)：トルコ・エルドアン大統領、ウクライナ大統領との会談2日後にコロナウイルス検査陽性

トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領のコロナウイルス検査の結果が陽性となった。エルドアンはウクライナ訪問時にウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談したと報じた。

報道では、トルコの病院は満床にはなっていないが集中治療室の70%が使用されていると当局担当者が述べたと伝えられた。

NYTの報道ではまた、次のように述べられた。

「Our World in Dataによると、トルコの人口8400万人の61%以上がワクチン接種済みである。エルドアンは1回目のCovidワクチンを2021年1月に受けた。しかし当時どのワクチンを打ったのかは明らかにしなかった。一方で、当時トルコに唯一あったワクチンは中国シノバック製のコロナバックだった。」

■ワシントン・ポスト紙：大統領の健康状態はセンシティブなテーマ

エルドアンの昨日のツイッターの投稿に言及した報道では、大統領の健康状態はトルコではセンシティブなテーマであることが強調された。ソーシャルメディアユーザーがエルドアンの健康状態に関する「操作的な」投稿をしたことを受けて11月に捜査が開始されたことも伝えられた。

■ブルームバーグ：トルコ・エルドアン大統領の検査結果陽性

ブルームバーグは、エルドアンがツイッターアカウントから行った発表を報じ、本人と夫人のコロナウイルス検査が陽性だったと述べた。

■ガーディアン：トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領のコロナ検査結果陽性

英紙ガーディアンならびに中国新華社通信もブルームバーグ同様にエルドアンのツイッターアカウントの投稿を報じた。

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（ 翻訳者:安井　悠 ）
（ 記事ID:52461 )