シリア:政府高官らが2021年に行った約束の数々(1)
2021年12月27日付 その他 - Snack Syrian.com 紙


■2021年における高官らの約束:経済的開放に向けた打開、インターネットの一年、小麦の一年…、2021年中に発されたもっとも顕著な約束の数々

【スーリーヤ・ネット】

2つのニュースがある。一つは悪いニュースで、もう一つはいつも通りのニュースである。

前者は、2021年内に政府高官らによるほとんどの約束が失敗に終わった、ということである。後者は、シリア人のなかでこれに失望している人はどうやらいない、ということである。

元国内通商消費者保護大臣であるタラール・バラーズィー氏は2021年、同年が「打開の一年」になると誓約した。しかし実際にはそれはいかなる安堵ももたらさなかったばかりか、そこでは生活状況が悪化し続け、燃料危機やガス危機についても同様であった。さらに、当該年が前年よりましだったと考えるシリア人は誰もいなかった。一方キナーン・ヤーギー財務大臣は2021年が前年よりも改善されることを約束していた。同大臣は、2021年が「数々の経済的困難の一部のページがめくられる、より良い年になる」と述べていたのである(実際のところは、多くのシリア人は2021年に寝ながら夜を過ごした。つまり夕食無しで)。

ヤーギー大臣はただちに昨年3月、「安堵の日は近く、そこに迫っている」と誓約した。しかし、約束された安堵が実現されることのないまま、国民たちがまもなく目の当たりにしたのはガソリン、ディーゼル、パンといった品々の価格高騰であった(ただし、政府が少しばかりこのような値上げを抑えることに成功したことは否定できない。したがって、少しばかりの安堵を覚えた人もいただろう)。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52495 )