シリア:イドリブ県でイスラーム国指導者カルダーシュが殺害された夜の詳細(1)
2022年02月03日付 その他 - al-Souria.net 紙


■スーリーヤ・ネットが周辺住民から「アティマの夜」の詳細を聞き取り:「道の住人と真夜中の訪問者」

【スーリーヤ・ネット】

「最後の審判のようでした…私たちは死に達し、これが人生の終わりだと感じました…。突然我々に地震が降りかかったんです」。ムハンマド・ナースィル少年(14歳)は、深夜1時を数分過ぎたころに米軍が降下作戦を実施した昨晩の様子の詳細を語った。作戦の対象となった建物の最下階(地下)には、数年前にアレッポ市から移住してきたムハンマド君の家族が居住している。

ムハンマド君の家族は、地下階を備えた2階建ての建物の最上階に「イスラーム国」と呼ばれる組織の指導者が潜伏していることを知らず、イドリブ県北部のアティマ村近郊の住民たちと同様に、米国特殊部隊の兵士らが降下する直前の夜にヘリコプター複数機が飛んできたことに驚いた。その後兵士らは「マシャーフィー通り」と呼ばれる道路沿いに位置する建物を包囲した。

ムハンマド君は米軍が作戦の開始時にスピーカーで通知した脅威に応じて、両親と一人の妹とともに、家族が居住している地下階の部屋を立ち退く必要にさらされた。彼は言った。「彼らは父を地面に打ち倒し、彼の体を縛り上げました。そして彼らは私たちの身元や1階に住んでいるアブー・アフマド一家の身元について質問を投げかけ始めました」。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52511 )