シリア:イドリブ県でイスラーム国指導者カルダーシュが殺害された夜の詳細(5)
2022年02月03日付 その他 - al-Souria.net 紙


■スーリーヤ・ネットが周辺住民から「アティマの夜」の詳細を聞き取り:「道の住人と真夜中の訪問者」

【スーリーヤ・ネット】

本サイトのチームのその信ぴょう性を確認することができた契約書が示すところによると、「ムスタファー氏」は2021年3月6日、自身の家族とともに暮らすため、当該建物の1階部を月80米ドルの家賃で賃借した。また同氏は、建物オーナーにそう知らせたように、サルマダー市にある複数の食品会社のために「食料品を輸送」する仕事に就いており、また「車両のメンテナンス」なども引き受けていた。

ムスタファー氏は2021年3月に家族とともに同家に移り住んだ。その数か月後、同氏は建物オーナーに上階(2階)を借りたいと依頼した。地区の住民の間では、これは同氏の妹を住まわせるためであると噂されたようだ。



アブドゥッラー・カルダーシュが自身の家族らとともにこの建物(昨日カルダーシュは、ここでその他の家族とともに殺害された)の最上階に移り住んできたのがいつかは、正確なことは分かっていない。しかし近隣住民らが、地下階に暮らしていた家族にならんで、支持者らによって「イスラーム国のカリフ」とみなされている人物を筆頭とする家族が、同建物の最上階に暮らしていることを全く知らなかったということは事実である。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52515 )