TİNK大学、閉校
2022年02月16日付 Cumhuriyet紙


第一キャンパスをイスタンブルのサマンドゥラに開校した、民間の科学技術・人間高校(Teknoloji ve İnsan Koleji, 以下TINK)の代表として知られるゼイネプ・デレリ氏は、学生たちを他校へ転入させると唐突に発表した。デレリ氏は、発表動画の中で学校の資金不足を説明し、現状は経済援助を得ながらこの危機をしのいでいると話した。

TINKは2017年9月に開校した。資金不足を原因とした危機が、保護者と学校関係者との間で危機を生むことになった。

この学校は、実業家として知られ、民主進歩党の創設の際に積極的に政治に関与していたゼイネプ・デレリ氏が代表を務めるている。長い間地主への賃料の借金や不渡小切手に関する噂によって話題になっていた。

デレリ氏は、未返済の借金の訴えに関して時々説明を行っており、感染症拡大とリラ安がビジネス界全体と同様の問題を引き起こしており、法律上の手続きが続いていると述べていた。

■学生たちは他校へ転入

デレリ氏の所有する学校が閉校となったことは、学期間休みの終わった金曜の夜に一部の保護者へメールで伝えられた。生徒たちは、別の学校である、チェキメキョイにあるギルネ学校ユジェル・キャンパスへ転入させられた。

保護者からの反発は大きく、多くが権利を喪失したと感じ、裁判所に訴える用意をしていると言われている。

転入先の創設者ユジェル・アルジュ氏とTINKの創設者ゼイネプ・デレリ氏は、保護者らの反発を見て、インスタグラムで生配信を行った。この配信では、2校の統合計画が実現され、TINKの教育カリキュラムがギルネ学校で適用されると説明された。しかし配信は、保護者らの反発をブロックするためにコメント欄は閉鎖された状態で行われた。


■デレリ氏の声明「我々は力強く歩み続ける」

他方デレリ氏は、この件に関して小紙に次のように語った。

「トルコで現在起きている過度なインフレの環境下で、他の非常に多くの教育機関と同様に、本校の創設者である栄誉を感じていたが、以前に保護者や生徒たちに告げたように、TINKは経済的苦境に陥った。しかしこの事業を始める中で、我が国の未来のリーダーや戦士たちを育んでいた我が校は、生徒たち、保護者、尊敬する教員たちと共に一つの家族だったことを確認することができた。皆さんを前にしてトルコでこれまで見られてこなかったような連帯で学校を支えてくれたTINKファミリーに感謝する。我々が生徒たちに与えようとしてきた価値、信念、帰属意識があらわになったこの大事な期間が、将来的に我々全員の手本となるだろう。我々は我々の道に向かってより一層力強く歩み続ける。」

■何百万リラの借金で法的手続きは続く

小紙が手に入れた情報によれば、TINKの閉校、資金問題は新型コロナウイルスの流行以前に始まっていた。当団体が市場での不渡小切手を持っていることは、裁判所の決定で確実となっている。同高校の創設者であり代表のデレリ氏は、新型コロナウイルス以前から校舎の敷地を所有する会社へ賃料の支払いが滞り続けており、校舎より生じた損失と共に借金総額は六百万リラを超えており、法的手続きが続いているという。

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(翻訳者:大谷菜々)
(記事ID:52574)