シリア:複数のロシア機が「55キロ地帯」内の米軍基地上空を通過
2022年02月20日付 al-Quds al-Arabi紙


■ロシアの複数の航空機が「55キロ地帯」内の米軍基地の上空を通過

【アンタキヤ:本紙】

「革命特殊任務軍」派の司令官であるムハンナド・アッターラ准将は、ロシアの大型偵察機複数機と戦闘機複数機がタンフ地区(55キロ地帯)の上空に飛来したことを確認した。シリア・ヨルダン・イラク国境の三角地帯に位置する同地区はタンフ基地とルクバーン・キャンプを有し、米国が主導する有志連合の支配下にある。

本紙による独占インタビューのなかで、アッターラ准将は「これらの飛行機は日曜日の朝に領空に侵入し、そのうち1機が他の1機に接近したため、危うく衝突が起きるところであった。これは両国の間で調整がなされていなかったことを証明している」と説明した。

同准将は、今回の事件が、ワシントン主導の有志連合が2014年に同地区に軍事基地を設立して以来、(同種の事件として)初の事例となることを明らかにした。

さらに同准将は有志連合による対応に関して、「革命特殊任務軍が連合に事件の発生をただちに通知し、後者が措置を講じ始めた」と明らかにした。

タンフに滞在するジャーナリストのハーリド・アリー氏は、今回の事件が、タンフ地区内の米軍に対するロシアの挑発の一環であると記した。

本紙に対し同氏は、「ロシアは米国に対して『シリアにある全ての米軍基地は安全ではなく、ロシアの射程内にある』という趣旨のメッセージを伝達したがっている」と述べた。

(後略)

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(翻訳者:メディア翻訳アラビア語班)
(記事ID:52628)