ロシア−ウクライナ戦争を受けて財務省からトルコリラに関する発表
2022年02月24日付 Milliyet 紙

財務省は、ロシアのウクライナへの軍事侵攻に関する展開を注視していることを述べて、「国際社会で起きているこの展開を受けて経済的な影響は、農業、観光業、対外貿易、エネルギー、契約など全ての分野において、財務省と関係省庁が調整を取りながら注視している」と発表した。

ロシアのウクライナへ対する攻撃の開始は国際市場を揺るがした。財務省から行われた発表では以下の事項が述べられた。

■「全ての対応が断固として行われる」
「ロシア連邦によるウクライナに対する軍事侵攻に関する展開は注視されている。国際社会で起きているこの展開を受けて経済的な影響は、農業、観光業、対外貿易、エネルギー、契約など全ての分野において、財務省と関係省庁が調整を取りながら注視している。今まで行われたように、このプロセスにおいても全ての対応が断固として行われる。トルコ経済は盤石なものであった時代にも多くの国内外からの衝撃をくぐり抜けてきた。生産、輸出、投資、雇用を優先し、バランスが取れて安定した成長を実現してきたトルコ経済モデルと共に、歩みを進めてきたおかげで我が国は困難に対してより耐性を強化してきた」

■財務省よりトルコリラに関する呼びかけ
「知られているように、最近は操作的な言説に翻弄されることで、危険な立場に置かれた人々は重大な財産喪失に直面することとなった。この2ヶ月の間にトルコリラを強化するために重要な政策を実行し、この点において成功した。この枠組みにおいて、国際金融市場においてこの緊張の原因となっている為替変動幅に対して人々がトルコリラとリラ建資産への信頼を持ち続けること、危険な立場を取ることから身を引くことが何にも増して重要であると考えている」

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( 翻訳者:岩田和馬 )
( 記事ID:52680 )