シリア:シリア・アラブ軍が「緊張緩和地帯」における「ヌスラ戦線」の違反行為に対応(1)
2022年02月13日付 al-Watan 紙


■トルコ占領軍がアイン・イーサー市、マンビジュ市、アレッポ県西部郊外に対する攻撃を継続…航空連隊は砂漠地方でイスラーム国戦闘員らを殲滅…シリア・アラブ軍は「緊張緩和地帯」における「ヌスラ戦線」の違反行為に対応

【ダマスカス:本紙】

空軍が東部砂漠地方でテロ組織「イスラーム国」を殲滅し、シリア・アラブ軍がシリア北西部で発砲が停止されている「緊張緩和地帯」におけるテロリストらによる違反行為への対応を行うなか、トルコ占領軍とそれに従う民兵らが、ラッカ、アレッポ両県の郊外地区で無防備な民間人に対する攻撃を続けた。

さらに本紙が話を聞くことができたある現場筋によると、シリアとロシアの合同航空連隊がイスラーム国の拠点に対する集中的な爆撃を開始した。また同筋は、これらの爆撃がハマー県東部とラッカ県南東部の砂漠地帯に存在するイスラーム国の複数のアジトに対してなされたことを示し、航空連隊が任務を正確に遂行したことによって同テロ組織が多大な損害を受けたことを明らかにした。

一方複数の反体制系ウェブサイトは、ロシアの複数の戦闘機が土曜から金曜にかけての夜、シリアの砂漠地帯において集中的な爆撃を実施した。これらの爆撃は20回以上におよび、対象地域はラッカ県内の砂漠地帯に位置するジャバル・ビシュリー地区およびハマー県内のアースリヤー砂漠だったという。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52695 )