エルドアン大統領、ゼレンスキー宇大統領と会見
2022年02月26日付 Hurriyet 紙

レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領とウクライナ大統領のゼレンスキーが電話会見を行った。会見はロシアによるウクライナに対する軍事侵攻と最新状況が話し合われた。エルドアン大統領はこれ以上の命が失われないこと、ウクライナがこれ以上の被害を受けないことを願い、何よりも停戦のために努力をする旨を伝えた。ゼレンスキーがツイッターのアカウントで行った発表ではエルドアン大統領とトルコ国民に感謝を伝えた。

大統領府通信総局からの発表では、会見でロシアがウクライナに対して軍事侵攻を行ったことと、最新状況が話し合われた。
エルドアン大統領は、会見でロシアによる攻撃によって命を落としたウクライナ国民に哀悼の意を表し、負傷者の素早い回復を祈った。また、エルドアン大統領はこれ以上の命が失われないこと、ウクライナがこれ以上の被害を受けないことを願い、何よりも停戦のために努力をする旨を伝えた。

■ゼレンスキーから感謝のメッセージ
ゼレンスキー宇大統領がツイッターアカウントで行った発表では、「エルドアン氏とトルコ国民の皆さんの力強いサポートに感謝します」と述べ、「ロシア軍艦による黒海への通過の禁止とウクライナへの軍事的人道的支援は今日のウクライナにとって最重要事項となりました。ウクライナ国民はこのことを決して忘れません」と語った。

■外務省:最終決定はまだ
CNN TÜRK記者のドゥイグ・アヤズ・バイラムは会見に関して生放送で以下のように述べた。
ゼレンスキーがツイッターで行った投稿での言葉は、「ツイッターでボスフォラス海峡が封鎖された」と理解される原因となった。外務省筋の情報によれば、最終決定はまださておらず、現在戦争状態であるかどうかの評価が行われているとのことであった。

■トルコ−ロシア間でも重大な会見
一方で外務大臣メヴリュド・チャヴシュオールもセルゲイ・ラヴロフ露外務大臣と電話会見を行った。チャヴシュオール大臣は、トルコが仲介となる旨を再び伝えた。
チャヴシュオール大臣は、軍事的緊張がこれ以上大きくなることは誰の得にもならないことを強調して、軍事作戦を停止させるように呼びかけた。
チャヴシュオールはまた、要請があればロシア連邦とウクライナの間で可能な交渉を主催する準備ができていることを繰り返した。

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( 翻訳者:岩田和馬 )
( 記事ID:52718 )