シリア:米国がイスラーム国指導者を排除したのちにシリア国内で計画していること(2)
2022年02月08日付 その他 - al-Souria.net 紙


■アブー・イブラーヒーム・クラシー排除後の米・トルコ関係

【スーリーヤ・ネット:サミール・サーリハ】

米軍が、トルコ政府やロシア政府との調整、あるいは少なくとも彼らから情報提供を受けないままに、トルコ国境から数百メートルも離れていない場所で当作戦を実施し、同様の地理的区画において空挺部隊を何時間も移動させることなど可能なのだろうか?バイデン大統領はなぜ同盟国やパートナーらの尽力を否定し、シリア民主軍の努力を指摘するだけにとどまっているのか?同大統領はなぜ、「イラクの諜報機関は有志連合に、イスラーム国指導者の潜伏場所をめぐる正確な情報を提供した」と述べたイラク治安部隊最高司令官報道官、ヤフヤー・ラスール少将を怒らせたのだろうか?

歴史は繰り返す。2019年10月下旬、バーリーシャー村に潜伏していたアブー・バクル・バグダーディーは米軍が実施した降下作戦により殺害された。同村はトルコの軍事的影響力の範囲内で、またシャーム解放機構の支配区域内で、2022年2月3日に同じく米軍の降下作戦によってクラシーが殺害された地点から25km以内の距離にある。

(3)に進む

(1)に戻る

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52728 )