公正発展党報道官「ロシア人へのヘイトスピーチは全く間違っている」
2022年03月02日付 Milliyet 紙


オメル・チェリキ公正発展党副党首兼報道官は、「ロシア文化や文学、音楽を禁止しようとすることと、ロシア人に対するヘイトスピーチは全く間違っている」と述べた。

オメル・チェリキ公正発展党報道官は、ツイッターアカウントでの投稿において、「ロシアの不正な占領行為に対して反対することは正しい。しかしながら、ロシア文化や文学、音楽を禁止しようとすることと、ロシア人に対するヘイトスピーチは全く間違っている。占領に反対することと、文化への敵視を一緒にしてしまうことは賢いとは言えない。ミュンヘン交響楽団がロシア人指揮者のヴァレリー・ゲルギエフを解任したこと、イタリアの大学でドストエフスキーの授業を廃止したことは自分自身を罰する第一歩である。占領にたいして文化への敵視をしても答えは得られない。社会の間の平和の橋をかける文化と芸術を称揚することが私たちの基本天理であるべきである。政治闘争を芸術に対する敵視として扱うことは避けるべきである」と表明した。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:岩田和馬 )
( 記事ID:52776 )