イスラエル:ベネット首相がバハレーンを訪問、イスラエルは湾岸地域に「NATOのような」同盟の設立を目指す(1)
2022年02月16日付 al-Watan 紙


■ベネット首相が軍事協定を結んだバハレーンを訪問…イスラエル占領軍の戦略部門長は「北大西洋条約機構と同様の同盟を地域に設立する」ことを目指す…

【ダマスカス:本紙】

イスラエル占領軍の戦略部門長は、同国のナフタリ・ベネット首相が、自身が「地域の友人たち」と呼んだものとの協力体制を拡大する意向を示したのち、「イスラエル、バハレーン、アラブ首長国連邦やその他の国々を含んで北大西洋条約機構(NATO)と同様の形態の同盟を設立することが可能である」と述べた。

ベネット首相はバハレーンの『アイヤーム』紙によるインタビューのなかで、「我々は中東地域の安定と安全保障を強化するために、同地域内の友人たちとの協力体制を拡大することに関心を持っている」と述べた。さらに「米国のジョー・バイデン大統領は50年以上前からイスラエルにとっての真の友人であり、我々が安全保障上で必要としていることをよく理解している」としつつ、同大統領は「イランと合意を結ぶことは戦略上のミスとなりうると信じている」との見解を述べた。

一方イスラエル占領軍の戦略部門長であるタル・カールマン少将も、同様にバハレーンのアイヤーム紙によるインタビューのなかで次のように述べた。「イスラエル、バハレーン、アラブ首長国連邦、ヨルダン、エジプト、ギリシャに加え、加盟する可能性のあるその他の国々を集めて、北大西洋条約機構と同様の形態の同盟を設立することは可能である」。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52779 )