イズミルで鉱物採掘事業者への抗議活動―オリーブ畑が売り渡される!
2022年03月03日付 Cumhuriyet 紙


イズミルで自身に「自然の子供たち」という名前の大学生のグループが、オリーブ畑を鉱物採掘場へと変えさせられる可能性をもたらす法律の施行規則の転換に対して抗議活動を行った。

アルサンジャク・キプロス犠牲者通りに集まった「自然の子供たち」という名の大学生グループは、「オリーブに手を出すな!鉱物採掘場の法規則は引き返せ」と書かれたプラカードを掲げた。「オリーブは鉱物よりも価値がある」、「AKPはその手を自然から手放せ」そして「私の空、水、土地に触れるな」というスローガンを掲げたグループは、警察の厳しい警備体制が敷かれる中で、メディアへの会見を行った。

発表を読み上げたエミル・サラチュオール氏は、エネルギーそして天然資源省のオリーブ畑を鉱物採掘の活動へと変えてしまう炭鉱運営法律の施行規則の変更に対して反応を示した。運営者に対して「場所が、更に後に昔の状態へと戻されること」が誓約されながら、鉱物採掘場に残っているオリーブを移動させることを認可したことへ注意を引いたサラチュオール氏は、以下のように語った。

「オリーブ畑は、動かすことのできない農業地の資格証明があり、そのほかの生き物たちにとっても生活の場所である。その上にあるオリーブの木が動かされて、その価値が損なわれてしまことは、科学的な観点から、到底看過ができる状況ではない。このような状況は、オリーブ畑そしてその周囲にある農業用地全てが損なわれることと、そして被害を受ける理由となるだろう・・・この決定というのはオリーブ畑に対してだけに留まらない。エーゲ海そして地中海地方における自然の植生として大部分が使用される土地にも適用され得てそして森林土地内にもその価値を継続させるオリーブそしてその周囲の森林の土地にとってもまた脅威なのである。経営陣における「公共の利益」という言い草は、ÇED(環境影響評価)、土地保全組織、組織の見解そして行政手続きをバイパスして、先延ばしし、もう終わったことかのようにしてしまうための工作行為だ。オリーブ畑、そして畑の一帯を脅かす道を開くことになるこの法律の施行規則の変更では、公共の利益などあり得ない。長年にわたり行われた一連の工作活動の続きであるとみなしているこの法律の施行規則の変更により、オリーブ畑を資本へと贈り渡してしまい、その利益を手に入れるために自然虐殺の準備をしているのだ。」

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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:52808 )