プーチン・エルドアン電話会談
2022年03月06日付 Hurriyet 紙

トルコのレジェップ・タイイプ・エルドアン大統領が、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話会談を行った。会談はおよそ1時間続いた。今回の危機の中での会談で、エルドアン大統領はプーチン大統領に、「トルコは、この問題の平和的かつ筋道だった解決に向け貢献する準備ができている」と述べた。エルドアン大統領は、早急な停戦によって現地の人道的不安が解消されるだけでなく、政治的な解決方法を模索する機会も得られると述べ、「ともに平和への道を開こう」という呼びかけを繰り返した。

ロシアによるウクライナへの侵攻は11日目になっても続いており、トルコも、ウクライナとロシアの戦争における平和的解決に向けた外交努力を続けている。
エルドアン大統領も、和平の確立に向け各所と連絡を取り合っている。

■エルドアン大統領とプーチン大統領との電話会談

ロシアのウクライナ侵攻に関連し、エルドアン大統領はロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話会談を行った。会談にはおよそ1時間を要し、ロシアによるウクライナ侵攻について議論されるとともに、トルコとロシアの関係が再確認された。

■エルドアンからプーチンへ:ともに平和への道を開こう

電話会談の中でエルドアン大統領は、平和的かつ筋道だった方法での、ウクライナ問題の可及的速やかな解決に貢献する準備があると述べた。

エルドアン大統領は、早急な停戦によって現地の人道的不安が解消されるだけでなく、政治的な解決方法を模索する機会も得られると述べ、「ともに平和への道を開こう」という呼びかけを繰り返した。

また、確実な停戦、人道回廊の設置、および和平協定調印に向けた緊急的措置を講じることの重要性を強調した。

一方、ウクライナやその他の国々とも常に連絡を取り合っていることも明らかにし、包括的な交渉を行い、成果を上げるための努力を継続すると述べた。

■エルドアン大統領から外交ロードマップ

エルドアン大統領はこれまで、欧州連合理事会のシャルル・ミシェル議長、リトアニアのナウセーダ大統領、セルビアのヴチッチ大統領と一連の会談を行ってきた。

また、カナダのジャスティン・トルドー首相とも会談を行ない、ロシアのウクライナ侵攻を含む同地域の課題と最新の進展を話し合った。

■クレムリンからの説明

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とエルドアン大統領の会談について、クレムリンからは、ロシアの軍事作戦は、ウクライナが降伏し、モスクワの要求が満たされた場合にのみ停止されると発表がなされた。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:52826 )