パレスチナ:コソボとの国交樹立にあたって「大使館をエルサレムから移すこと」を条件として提示(2)
2022年03月12日付 al-Quds al-Arabi 紙


■パレスチナ外相はコソボとの二国間関係を構築するにあたって「大使館をエルサレムからテルアビブへと移すこと」を条件付け

【ラーマッラー:アナトリア通信】

パレスチナ外務省の声明によると、会談の承認は、「パレスチナの立場をありのままに伝え、その基盤のうえで構築や協働に取り組むことの重要性」にもとづいてなされた。

2021年3月、コソボ外務省は、「イスラエルとの関係を改善し、国際的な舞台におけるコソボの地位の強化を保証する」ために、大使館をエルサレムに開設し、運用を開始したと発表した。

2018年5月、米国は大使館をテルアビブからエルサレムに移転した最初の国家となり、その後グアテマラ、コソボ、ホンジュラスが続いた。

イスラエルは1967年に東エルサレムを占領し、その後同地を自国に併合し西部と統一することを宣言した。イスラエルはエルサレムを「唯一にして永遠の首都」とみなしているが、国際社会はその承認を拒否している。

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( 翻訳者:檜山彩名 )
( 記事ID:52953 )