「難民の傷を共に癒そう」
2022年03月17日付 Milliyet 紙


トルコ市民オンブズマン代表シェレフ・マルコチ氏は、ウクライナとロシアの隣人たちを筆頭に、西側のオンブズマンの代表者たちに向けて書簡を送り、民間人に対して行われる攻撃の結果として発生している人権侵害を終わらせること、数百万人のウクライナ人難民が発生している問題を解決するために共に行動を起こすことを提案した。

オンデル・ユルマズ:アンカラ-トルコがシリア戦争のために11年にわたって数百万人の難民に対して門戸を開いたこと、そして豊富な経験を持っていることを述べたマルコチは、書簡において「難民問題に関してトルコの豊富な経験を共有しましょう。難民の傷を共に癒し、悲劇に終止符を打ちましょう」と述べた。

市民オンブズマン協会の難民レポートも書簡に添付したマルコチは、オンブズマンを任命してこの国々に送ることができると述べた。

ミッリイェト紙に話した市民オンブズマン協会代表のマルコチは、行政と移民の間に生じる問題を解決する機関の一つがオンブズマン制度であると述べて、「必要とされれば専門委員を派遣することができる。移民関連機関と連絡を取り合うことができる。これは人道的、良心的な義務である。『全てのものは理性が必要であり、理性には経験が必要である』という良い諺がある。我々は平和に貢献するためにも、移住する人々が移住先の国でより快適に適応できるようにこの人類的な義務を果たすように努めた」と話した。

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( 翻訳者:岩田和馬 )
( 記事ID:52967 )