シリア:支配地域にある各通行所をもっとも重要な資金源として用いるヌスラ戦線(5)
2022年03月02日付 al-Watan 紙


■「ヌスラ戦線」は支配地域にある各通行所をもっとも重要な資金源へと転換…エルドアン政権に雇われた傭兵らはアフリーン市内の家屋を強奪するための決定を下す

【ダマスカス:本紙】

同複数筋が明らかにしたところによると、シャーム解放機構は、占領国トルコに従属する民兵組織「シリア国民軍」がアレッポ県北部郊外で支配する領域と、自組織がイドリブ県およびアレッポ県西部で支配する領域を隔てるガザーウィヤ通行所を、商業目的にすることを決定した。この決定により、イドリブ県を起点とし、あるいは同県を目的地として商品を輸送することを生業としていた全ての業者は、以降ガザーウィヤ通行所を通過することを義務付けられることとなった。

同組織は同様に、輸出・輸入される各商品各1トンに対し(出入りするたびに)30%の税金を賦課することを決定した。

さらに同組織は、イドリブ県北部に位置するアティマ地区に、民間人の移動のみが許可され商用目的には使用されない「ダイル・バッルート」通行所を新たに開設した。

(4)に戻る

最初に戻る

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52987 )