シリア:ハウル・キャンプで初の自殺事件が発生(1)
2022年03月15日付 al-Watan 紙


■ハサカ県東部郊外の「ハウル・キャンプ」でこの種の事例としては初となる自殺事件が発生

【ダマスカス:本紙】

ハサカ県東部郊外にあり、分離主義民兵組織「シリア民主軍」が占領国米国の支援を受けながら管理している「ハウル・キャンプ」で、この種の事例としては初となる自殺事件が発生した。

ウェブサイト「アスル・プレス」が複数の民間筋の話として伝えたところによると、昨日、同キャンプの外国人エリアに暮らす女性1名が焼身自殺を試みた。彼女は生きたまま医療施設へと搬送されたが、手当の甲斐なく、昨日深夜に死亡したという。

同複数筋によると、死亡した女性は23才であり、かつてシリア民主軍の戦闘員らによるレイプに2度さらされた。彼女はその後、キャンプ内の(女性)外国人エリアで約1か月にわたって孤立したままであったという。

さらにアスル・プレスが伝えたところによると、死亡した女性はハウル・キャンプの住民らによってキャンプ付属の墓地に埋葬された。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:53000 )