イエメン:タイズ州で、世界詩歌記念日を祝うイベント「戦時中の平和の詩」開催
2022年03月23日付 al-Quds al-Arabi 紙


■イエメン:タイズ州は世界詩歌記念日を祝い、平和のために詠う

【タイズ:アナトリア通信】

昨日月曜日、イエメン南西部のタイズ州は、激しい戦いと包囲で窮地に追い込まれる中、世界詩歌記念日を祝った。イエメン文化省タイズ州事務所は州内で、3月21日の国際詩歌記念日を祝うイベントを主催した。「タイズ、戦時中の平和の詩」と名付けられたイベントは火曜日まで催され、多くの詩人や知識人は(その功績が)称えられる。

イベントの開催にあたり、タイズ州文化省事務所のアブドゥルハーリク・サイフ所長は「世界詩歌記念日に際し、詩人をはじめ創作活動にかかわる人々に敬意を表します」と挨拶をした。

広報担当者は、「タイズのメッセージは、生命、詩、創造性、美と壮麗へのメッセージであり続けます」と付け加えた。そして、「タイズ州は記念日を祝ってイベントを催しています。その一方で、クーデター広場(フーシの支配下にある地域)では、息苦しさ、詩への拒絶、あらゆる文化的活動に対する敵意が常態化しています」と述べた。さらに、同州のイエメン作家連合会のナビール・ハキーミー会長は、「タイズで世界詩歌記念日を祝うのは今年で4回目です。毎年、前年よりも充実したイベントを開催してきました。これらのイベントを通じて、多くの詩人を称えたいと考えています。タイズは平和を呼びかけています」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:百田凜花 )
( 記事ID:53028 )