シリア:早期復興にむけての導入口となる石油
2022年03月23日付 その他 - Snack Syrian.com 紙


■「各当事者間の合意点、あるいは複数の合意を実現することによって閉塞を打開するための導入口」となりうるシリアの石油

【スナック・シリアン・ドットコム】

『シャルク・アウサト』紙が報じたところによると、今日、シリアの石油を「各当事者間の合意点、あるいは複数の合意を実現することによって閉塞を打開するための導入口」へと変えるアイデアの一連が各所で報じられた。

同紙によると、こうした複数の合意のなかには「シリアの石油生産量を3年以内に1日あたり約50万バレルまで増加させる」といった内容が含まれる。これは年間にして約200億米ドルの収益をもたらす。またその収益は人道支援にかかわる国連決議に従ってシリア国民へと分配され、「早期復興」計画の実現に寄与することになるという。

さらに、これを実現するために、シリアで活動していた外国系石油会社群を「シーザー法」を筆頭とする米国の制裁措置
から免除し、それらを同国へと復帰させるという提案がなされているという。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:53055 )