■ヌスラ戦線が上納金の支払いを拒否したイドリブ県内の店舗経営者18人を拘束

【ダマスカス：本紙】

テロ組織「ヌスラ戦線」は昨日、イドリブ市内で店舗を経営する民間人らが同組織に対し上納金を支払うことを拒んだため、彼らのうち18人を拘束した。

ウェブサイト「アスル・プレス」が複数の地元筋の証言として伝えたところによると、民間人18人は、ヌスラ戦線が近頃、自組織の財政状況を改善するために店舗所有者らに対して設定した追加の税金およびロイヤリティーの支払いを拒否したために拘束された。

同サイトによると、同日、ヌスラ戦線のパトロール隊がイドリブ市内の複数のスークへと入り、各店舗への見回りを行った。その後パトロール隊は各店舗の店主に対し上納金を支払うよう命じたが、これを拒否した全員が拘束され、彼らはイドリブ中央刑務所へと連行されたという。

ヌスラ戦線は最近、全ての石油派生物およびパンの価格を引き上げることに加え、自組織の財政状況を改善するために、商人や農地の所有者に対し追加の税金・ロイヤリティーを課すことを決定した。

ヌスラ戦線は同様に、イドリブ県の内外に存在する各通行所を、税金およびロイヤリティーの賦課を通じて、自組織にとってのもっとも重要な資金源へと変えた。

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（ 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 ）
（ 記事ID:53057 )