レバノン:バアルベックとヘルメルのヒズブッラー(4)
2022年03月23日付 Al-Ahram 紙


■レバノン:バアルベックとヘルメルのヒズブッラー議員「祝福し同情し続ける」(4)

【ベイルート:本紙】

あなたのもとに情報を提供しなかった人が報せをもたらすかもしれない。すなわち、雑誌「タイム」紙の新聞記者ニコラス・ブランフォードは彼の著書『シーア派の悪魔マーリドが瓶から出てきた』の中で、ヒズブッラーとそのイスラエルへの抵抗運動の偉業の多くを著したことにより、同書がヒズブッラー支援者や支持者らの歓迎されるところになった。しかし、作者はその内容の多くの部分で麻薬と同党を結びつける確固な関係について言及している。「アラビア学問館」が出版する同書のアラビア語訳280ページには、ヒズブッラーがラムジー・ヌフラと呼ばれるレバノン人麻薬商人の仲介によってイスラエル側に侵入していると、ブランフォードは指摘している。その商人は国境線を通じてイスラエル工作員に麻薬供給を行なっていた。

作者は諸情報筋に関連づけ、2000年10月7日にシャブアー農場で実施された捕虜作戦について明らかにした文書を用いて描写している。この作戦は三人のイスラエル人兵士、ビーニー・アヴラハーム、アーディー・アヴィターン、ウマル・サワーイドに関連している。その話によると、ラムジーはイスラエルの工作員と連絡を取り、麻薬の小包を適正価格で提示していたという。麻薬購入者らは三人の兵士のうち一人に麻薬物質の受け取りをあえて命じ、そこで彼は同僚の兵士らとともに捕虜となった。ブランフォードは本の284ページで、兵士3名の作戦から8日後にヒズブッラーのもとで監禁されたイスラエル人のエルハナン・テネンバウム大佐が、麻薬密輸の大規模作戦によって彼をスイスからレバノンにおびき寄せたと付言している。麻薬にはコンテナいっぱいのヘロインやコカインなどが含まれていたという。

(1)に戻る

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:片居木周平 )
( 記事ID:53089 )