ロシア・ジョージア国境で30日間足どめのトラック何千台、SOS
2022年03月26日付 Milliyet 紙


ロシアとジョージア(グルジア)の間のヴィラディカフサスの国境ゲートにて、数キロメートルの長い行列を作っているトルコ人の国際トラックの運転士が、30日間国境を通過する高速道路の道路沿いで待たされていることを発表し、救援を求めている。国際トラックの運転士エロール・ウウルさんは、国境で待っている運転士は数千人にもなると話した。

ロシアとジョージア(グルジア)の間のヴィラディカフサスの国境ゲートにて足止めを受けている数千人ものトルコ人の国際トラックの運転士は、30日のあいだ待っており、食べ物や水のような基本的なものが不足いると話し、責任者からの援助を求めた。国際トラックの運転士エロール・ウウルさんは「ここには数千人もの人がいて、国からの援助を必要としています。願わくば政府の要人が私たちの声を聞き入れ、私たちをこの不公正な状態から元通りに戻してほしい。私たちの願いはこのことです。」と話した。

■ロシアの役人が通行許可を出さない

トルコ人の国際トラックの運転士たちは、ロシアの国境の役人が自分たちをなぜ待たせているかが分からないと言い、ジョージア側から(の国境通過)は全く問題なかったと話した。メルスィン出身のムサ・ドラマズさんは、ロシアの役人は、自分たちに山岳地帯は閉鎖されたと言い、それ以外の事は説明しないと話した。ドラマズさんは、「ヴィラディカフサスの入り口にいます。1か月の間道路上にいます。ここの税関職員は仕事をしていません。税関職員たちがなぜ仕事をしないかは分からない。」と言った。ドラマズさんは更に、何台かの車両が国境を通過していったと打ち明け、食べ物や水以外にも風呂やトイレ等の必要を満たすのが難しくなりつつあると話した。
ハタイ出身のイブラヒム・ビンギョルさんは、「カザフスタンから来ました。1か月ここにいます、足止めされています。この1か月間、食料にも飲料水にも事欠いています。こんな状態は正しくありません。」と語った。

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( 翻訳者:宮崎友裕 )
( 記事ID:53092 )