シリア:アサド大統領の孤立を打ち破るアラブ首長国連邦(6)
2022年03月19日付 その他 - al-Souria.net 紙


■「包囲」から「浮上」へ…「驚きの」訪問によってアサド大統領の孤立を「打ち破る」アラブ首長国連邦

【スーリーヤ・ネット】

隠された経済関係

しかし『シャルク・アウサト』紙が2012年に報じたところによると、UAEの高官らがアサド政権に反対する政治的な諸声明を発表するなか、ドバイ市は、同政権のトップであるバッシャール・アサド氏の姉であり、殺害されたアースィフ・シャウカト少将の妻であったブシュラー・アサド氏を筆頭とするアサド家の人々にとっての居住地と化していた。

さらにバッシャール・アサド氏の母親もかつてUAEに居住しており、2016年2月にドバイで亡くなったのちにラタキア市で埋葬された。そのほか同氏の従兄弟にあたるラーミー・マフルーフ氏もドバイで複数の投資を行っており、同市のダウンタウンに巨大なビルを保有している。

米国財務省が制裁を課した対象のなかには、シャルジャ市を本拠とする「バンゲッツ」社も含まれており、同社は2012年から2014年までの期間で、シリアに軍事目的で使用されたと思われる航空燃料を含む複数の石油製品を供給した疑いがもたれている。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:53141 )