ウクライナ:シリア・イドリブ県で活動するテロ諸組織の戦闘員らがウクライナに向かう(2)
2022年03月28日付 その他 - Sputnik Arabic 紙


■イドリブ県で活動する新興のアル=カーイダ系組織のフッラース・ディーン機構、アンサール・タウヒード、そして同地の軍事・治安権限を握るシャーム解放機構の外国人戦闘員らがウクライナに向かう

【スプートニク通信(アラビア語版)】

彼らは3月24日と25日にサルマダー市に移動したのち、トルコに入国、その後26日にウクライナに向かった。

さらに同複数筋によると、シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者が先週、イドリブ市内の某モスクで、各組織の指導者らと複数回にわたって会合を開き、ウクライナでのロシア軍に対する「ジハード」を奨励するとともに、戦闘員がウクライナから帰国するまで、その家族の生活を完全に保障することを個人的に約束したという。

ジャウラーニー指導者は会合で、イドリブ県で活動する武装集団の外国人戦闘員のウクライナ行きを強調したが、シリア人戦闘員の派遣については反対の姿勢を示したという。

ジャウラーニー指導者は会談した各組織の指導者らに対して、イドリブ県での「内乱」の原因となっている外国人戦闘員をウクライナに派遣するよう求めたという。

(1)に戻る

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:53154 )