シリア:軍が東部砂漠地方で「イスラーム国」に多大な損害を負わせる(1)
2022年03月10日付 al-Watan 紙


■シリア・アラブ軍が東部砂漠地方で「イスラーム国」に多大な損害を負わせる…「緊張緩和」地帯では「ヌスラ戦線」への集中的な殲滅作戦を継続

【ダマスカス:本紙】

シリア・アラブ軍は昨日、同軍の航空連隊は東部砂漠地方深部にあるテロ組織「イスラーム国」の複数拠点に多大な損害をもたらしたほか、「緊張緩和」地帯におけるテロ組織「ヌスラ戦線」による度重なる違反行為への対応としてそれらに対する空爆を実施した。

ある現場筋が本紙に明らかにしたところによると、シリア・アラブ軍およびその補助部隊からなる合同部隊が、東部砂漠地方からイスラーム国の戦闘員らを掃討する作戦を実施するなかで、彼らとの激しい戦闘に従事した。また同筋が説明したところによると、合同部隊は同地区の「マスリブ地区」および「タブニー地区」にある同テロ組織の拠点に多大な損害をもたらしたという。

一方複数の反体制メディア筋が報じたところによると、ヒムス県郊外にあるカルヤタイン市出身の男性が、いわゆる「55地区」の周辺部で、テロ組織が残した地雷が爆発したことにより負傷した。同地区は東部砂漠地方の南東部に位置しており、米国軍の支配下に置かれているほか、そこには民兵組織「革命突撃部隊」が展開されている。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:53158 )