ロシア・ウクライナ戦争における雇われ兵の分布(9)
2022年03月14日付 その他 - Independent Arabic 紙


■ロシア・ウクライナ戦争における雇われ兵の分布…「2か国語以上を話すことができ、1日あたり最大2,000米ドルの給与と引き換えに、ひそかにウクライナに向かう準備ができている元兵士を急募中」

【スーサン・マフナー:インデペンデント(アラビア語版)】

第25師団

チャンネル「ロシア・トゥデイ」が2019年8月に公開した報告によると、シリア軍のスハイル・ハサン准将指揮下の部隊に属するある将校は同チャンネルに対し、「同部隊の名称が『第25師団』へと変更され、特別任務およびテロ対策任務に携わる」ことを明らかにした。ハサン准将の『トラ部隊』として知られる部隊のFacebook公式ページは投稿のなかで、シリアのバッシャール・アサド大統領の指示に応じるかたちで、同部隊が主導する特別任務およびテロ対策任務を引き継ぐ『第25師団』を創設する決定がなされたことを発表した。

さらにロシア・トゥデイの報告は「プーチン大統領は、2017年にシリア大統領が居合わせるなかでロシア・シリア両国の軍人らと面会した際、ハサン准将と同准将の部隊がシリアで対テロ戦争を行っている際に発揮したパフォーマンスを称賛した」と伝えた。プーチン氏はその際、ハサン准将に対し次のように述べたという。「あなたとあなたの部隊は揺るぎなく、勇敢かつ有効なかたちで戦闘を行っている。こうした協力がこれからも我々が成功を収めるうえでの助けになることを望んでいる」。

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:53172 )