エジプト:シュクリー外相が「ネゲブ会談への参加は同盟結成が目的ではない」と明言
2022年03月28日付 al-Quds al-Arabi 紙


■エジプト外相:「ネゲブ会談」への我々の参加は同盟の結成のためではない

【カイロ:アナトリア通信】

エジプトのサーミフ・シュクリー外相は月曜夜、「ネゲブ会談」への自国の参加は、同盟の結成や特定の当事者との対決を目的とするものではない、と表明した。

この発言は、シュクリー外相が、現在カイロを訪れているカタールのムハンマド・アブドゥッラフマーン・アール・サーニー外相とともに開いた共同記者会見のなかでなされた。

米国、イスラエル、エジプト、UAE、バハレーン、モロッコの外相らは月曜日、ネゲブ(南部)で2日にわたる会談を終え、各国間の関係の強化の継続に加え、「参加国間の常設フォーラム」の創設を宣言した。

シュクリー外相はネゲブ会談に関する質問に対し、「(同会談は)和平プロセスの強化と結びついている」と答え、「エジプトの参加はむろん、いかなる同盟の結成やいかなる当事者との対決を目指すものではない」と指摘した。

一方カタール外相は、現在のリビア情勢に関して、自国の立場が「自由で公平な選挙に至る政治的解決を支持するという点でエジプトと一致している」ことを明らかにした。

同大臣は加えて、「我々はリビアでの緊張化や軍事行動につながる可能性があるいかなる分裂をも見たくはない。我々は安定した状況を求めており、リビアの兄弟たちが安全に至るための合意がなされることを望んでいる」と述べた。

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( 翻訳者:檜山彩名 )
( 記事ID:53187 )