キーウ滞留のトルコ機2機、はじめて映像に映る
2022年04月06日付 Milliyet 紙

戦争のためウクライナで2機のトルコ輸送機が滞留した。CNNトルコ取材班は輸送機を初めて映像で捉えた。

2月24日、人道支援を行うトルコ空軍のA400M型輸送機2機がウクライナのキーウにあるボリスポリ空港に着陸した。飛行機の着陸と同時に爆撃が始まり、飛行機はウクライナで身動きが取れなくなった。CNNトルコ取材班は、ロシアとウクライナの戦争によってボリスポリ空港で待機している2機の輸送機を撮影した。

ボリスポリ空港の最新の状況を伝えたCNNトルコ特派員のサメト・ギュネリ氏は、「ウクライナのキーウにあるボリスポリ空港の前にいます。2月24日に人道支援を行うトルコの2機の輸送機がここへ着陸しました。着陸後に爆撃が始まったことにより、この地点に留まりました。2機は前後列をなして空港でずっと待機しています。状況が整ったときには飛行機はトルコへ戻ることが予想されます。2機はエスキシェヒル空港から離陸し、この地点へ到着しました。人道支援を行っていました。ここへ到着した後、爆撃が始まったことによって身動きが取れませんでした。」と述べた。

■アカル大臣:連絡を継続

フルシ・アカル国防大臣は、飛行機に関して発表を行い、「2月24日の夕方、我々は人道支援のためにA400M航空機2機をウクライナへ派遣した。同時にそこにいるトルコ国民の避難も計画した。そこへ到着した後、空域が閉鎖されたため2機の飛行機は現在もボリスポリ空港で待機している。これに関してロシアとウクライナ双方と連絡を続けている。」と述べた。

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( 翻訳者:伊永勇人 )
( 記事ID:53233 )