シリア:シャアバーン大統領府政治報道補佐官がティシュリーン大学での講演のなかでロシアの勝利を称賛
2022年04月21日付 その他 - Snack Syrian.com 紙


■シャアバーン大統領府政治報道補佐官「ロシアは民間人に損害を与えず、そして同国に影響を及ぼす軍事地域を攻撃しないというシステマチックな計画によって勝利を収めている」

【スナック・シリアン・ドットコム】

シリアのブサイナ・シャアバーン大統領府政治報道補佐官は、「ロシアと中国が同時に拒否権を行使した事例が2011年に世界で初めて発生し、これが10年にわたって続いている」と述べた。

シャアバーン氏は、ティシュリーン大学で開催され「シリアと地域および国際情勢」と題された対話講演のなかで「米国と北大西洋条約機構(NATO)が支配するようになった」と説明した。さらに同氏は、ロシアと同国の側についている国々は、西側諸国やその同盟者らが彼らに課した「弱肉強食」に対抗することを余儀なくされたと述べた。

シャアバーン氏はさらに「いかなる状況においても、信念をもって自らの運命を決定しようとする人を打ち倒すことはできない」としつつ、「シリアが直面することとなった不正な現状とは裏腹に、ロシア、中国、上海協力機構、BRICS諸国といった当事者は、西側諸国がシリア人に対して課した抑圧に歯止めをかけようとしている」と述べた。

さらに同氏はロシアとウクライナの間で発生している戦争について、次のように述べた。「ロシアは民間人に損害を与えず、そして同国に影響を及ぼす軍事地域を攻撃しないというシステマチックな計画に基づいて行動している。そして同国政府は、こうした方法によって勝利を収めている」。

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:53332 )