イラク:対イスラーム国「不屈の意志作戦」第2段階の現状(2)
2022年04月25日付 al-Quds al-Arabi 紙


■「人民動員隊」司令官2名がアンバール県で殺害される…サラーフッディーン県、ニーナワー県での「イスラーム国」戦闘員追跡作戦は継続中

【バグダード:本紙】

一方(政府系)セキュリティ・メディア・セルは昨日月曜日、不屈の意志作戦中にサラーフッディーン県で「テロリスト2名」を殺害したと発表した。

同機関はプレスリリースで、「我らの敬虔なる殉教者たちの復讐、テロリストらに正当なる報復を行うために、そして不屈の意志作戦第2段階において、陸軍司令部傘下で活動するサーマッラー作戦司令部突撃旅団第2連隊の待ち伏せ部隊が、ドゥジャイル地域(市)内のジュムフーリーヤ地区においてテロ組織イスラーム国の戦闘員による活動を観測した」と述べた。

さらに同リリースは、「テロリストらは包囲され、彼らを追跡するためにセスナキャラバン機1機が投入された。その後月曜日(昨日)の第一の光ととともに、サーマッラー作戦司令部突撃旅団第2連隊がテロリストらを攻撃し、彼らのうち1名を殺害した。さらにセスナ機によりもう1名が殺害された」と加えた。

一方「人民動員隊機構」はモスル南部の治安作戦の開始を発表した。同機構は昨日のプレスリリースで、「国軍と人民動員隊からなる部隊はモスル南部で治安作戦を開始した。テロリズムの源泉の枯渇、指名手配犯の捜索、そしてイスラーム国の残党に利用されている可能性のあるトンネルや洞穴、アジトのせん滅を目的としている」と述べた。

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( 翻訳者:萩原優太 )
( 記事ID:53345 )