■セルゲイ・ショイグ露国防相「ロシアはウクライナ東部の『解放』を求めている」…西側諸国に向けられる批判の矛先

【スカイ・ニュース・アラビア】

クレミナ市は、ウクライナ東部に位置するドンバス地域内でロシアによる新たな攻撃の対象となった初の都市である。

一方ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は月曜夜に、「ロシア政府によって一方的な承認宣言がなされたルガンスク人民共和国およびドネツク人民共和国を含むウクライナ東部への攻撃が始まった」と発表していた。

しかしショイグ国防相はウクライナ東部で新たに攻撃を開始していること、あるいはそうした攻撃が激化している兆候について語ることはなかった。

同大臣は次のように付言した。「米国政府および西側諸国は特別軍事作戦を長期化させることに躍起になっている。またウクライナ政府への外国製武器の供与が増大しているということは、同国が最後の国民になるまで戦うべきであるという西側諸国の意向を明確に示すものである」。

ショイグ国防相が以上のような声明を述べたのは、ヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長を含む国防省あるいは陸軍の高官らの面前であった。

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（ 翻訳者:国際メディア情報センター ）
（ 記事ID:53370 )