パレスチナ:イスラエルがガザ地区からのミサイル攻撃をシミュレートした軍事演習を実施(2)
2022年05月01日付 al-Quds al-Arabi 紙


■占領政体がガザ地区やレバノンからのミサイル攻撃のほか、パレスチナの各都市や占領地内部からの攻撃をシミュレーションする軍事演習を実施

【ガザ:諸通信社】

演説のなかで同氏はイスラエルが続けているアクサー・モスクへの攻撃について警鐘を鳴らし、ガザ地区内の各抵抗組織に対して「厳戒態勢」をとるよう呼びかけた。

さらに「闘争はラマダーン月の終わりとともに終結したのではなく、むしろその終わりとともに開始されるのだ」と述べた。

さらに同氏は、占領政体が「イスラエル独立の日」と呼ばれる日にアクサー・モスクへの突入を計画しているとしたうえで、「そのため、我々は備えなければならない」と述べた。続けて、占領政体が「アクサー・モスクを破壊し、そこに神殿を建てるための第一歩として、同モスクを時間的、空間的に分割することを計画している」と指摘した。

さらに「現状は、入植者らによる侵入が段階的に増加していることで、シオニストがアクサー・モスクにおける歴史的な状態を変化させるためににじり寄って来ていることを示している」としつつ、「アクサー・モスクとエルサレムへの侵害は地域戦争を意味する」と強調した。

ヘブライ語による複数の報道によると、占領軍は今週、レバノンとガザ地区からイスラエルに向けたミサイル攻撃のシミュレーションを目的とした軍事演習を実施している。

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( 翻訳者:石川修伍 )
( 記事ID:53382 )