イスタンブル在住外国人は何人?
2022年05月04日付 Hurriyet 紙


イスタンブル県知事府からイスタンブルに居住する外国人に関して書面による発表がなされた。この発表では、「今日現在、私たちの県では130万5千307人の外国人が合法的に居住している。」と述べられた。県知事府は、2022年1月1日から5月3日までの間に2万5644人の不法移民についての手続きを行い、8773人をイスタンブルから各国へ強制送還し、1万2684人は強制送還の手続きのために他の県の送還センターへ移送した、と明らかにした。

イスタンブル県知事府からイスタンブルで居住する外国人に関するデータを含む発表がなされた。

■「私たちの県では1305307人の外国人が合法的に居住」

発表ではイスタンブルで今日現在130万5307人の外国人が合法的に居住していると述べられた。そこでは次のように述べられた。「これらの外国人の54万2045人が一時的に保護されているシリア出身者で、76万3262人が我が国へ合法的に入国し、居住許可を得た正規の移民である。しかし、私たちの県で合法的に滞在する権利を持たない不法移民に対する闘いは全ての機関が一体となって続いている。イスタンブル県の移民管理局によって去年7万1959人の不法移民について手続きが行われた。これらの人々の2万3072人はイスタンブルから強制送還され、3万9525人は強制送還の手続きのため他県の送還センターへ移送された。

2022年1月1日から5月3日の間に、1万1936人がアフガニスタン、2853人がパキスタン国籍となる合計2万5644人の不法移民(1933人の外国人に対して司法手続きがとられた)について手続きが行われた。これらの外国人のうち8773人はイスタンブルから各国へ強制送還され、1万2684人が強制送還の手続きのために他県の送還センターへ移送された。断食明け祭日の初日、治安当局によって確認された240人の不法移民について国外退去手続きが始められ、手続きが完了された280人のアフガニスタン国籍の外国人が空路で強制送還する計画が行われた。不法移民の確認と国外退去に向けた作業が活発に続いている」と述べられた。

■「私たちの県にいる全ての外国籍の人々が亡命者や難民ではない」

知事府の公表は次いで、「私たちの県にいる全ての外国籍の人々が亡命者や難民というわけではなく、旅行者としてトルコへ来てその後帰国している。特に夏の到来とともに、私たちの街の歴史的、文化的、自然の美しさを見るために、また休暇を過ごすためにたくさんの観光客が入国する。3月に海路と空路で私たちの県にやって来た旅行者数は昨年に比べ112%増加して115万6400人に達し、今年の最初の3カ月で290万4460人に達した。我が国で最も多くの観光客を迎える都市の筆頭に当たるイスタンブルを最も多く訪れる観光客の出身地は、10.09%はイラン、7.97%はドイツ、7.82%はロシア連邦である。」と述べた。

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( 翻訳者:伊永勇人 )
( 記事ID:53389 )