パレスチナとヨルダンの駐英大使が英外務省に対し、神殿の丘におけるイスラエルの犯罪について説明(2)
2022年04月24日付 al-Quds al-Arabi 紙

■パレスチナとヨルダンの駐英大使がイギリス外務省に対し、神殿の丘におけるイスラエルの犯罪について説明

【ロンドン:本紙】

在英パレスチナ大使は、イスラエルによる犯罪や軍事行動に対してイギリスが一切立場を表明しないことに対するパレスチナ政府のいら立ちについて本紙に語った。また、リズ・トラス英外相が大臣たちのなかでも、神殿の丘におけるイスラエルの攻撃や情勢の悪化について批判しない少数派のグループに属しており、暴力行為の停止を両当事者に呼びかけただけで満足していると指摘した。そして同大使は、パレスチナ政府はロンドンに対して明白な立場を表明し、占領軍や過激派ユダヤ教徒および入植者たちの侵害行為を批判するよう要求すると語った。

この一連の流れの中で、ロンドンでは金曜日に占領地でのイスラエルの行動に抗議する大規模なデモ活動が起きた。ケンジントン地区にあるイスラエル大使館の前に集まったデモ参加者は、イスラエルによる占領の終了を訴え、占領軍と聖地への入植者を非難するスローガンを掲げた。

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( 翻訳者:内田かぐ美 )
( 記事ID:53401 )