フェネルバフチェのチャンピオンリーグでの対戦相手、決まる
2022年05月20日付 Milliyet 紙


国内リーグを2位で終えることが決定的なフェネルバフチェの、欧州への道のりが明らかになった。レンジャーズ(スコットランド)がヨーロッパリーグ(以下EL)決勝で敗れたことで、フェネルバフチェは欧州チャンピオンズリーグ(以下CL)に2次予選から参戦することになった。フェネルバフチェが予選で対戦するチームが判明した。

フェネルバフチェはリーグ最終節前の時点で、直接対決の得失点差で並ぶコンヤスポルに対して勝ち点3・得失点差プラス9上回っている。フェネルバフチェはイェニ・マラティヤスポルと、コンヤスポルはベシクタシュとそれぞれアウェイで対戦する。奇跡が起きなければフェネルバフチェが2位でシーズンを終える。昨夜行われたEL決勝の結果により、フェネルバフチェのCLへの道のりが明らかになった。レンジャーズが決勝で敗れたことで、フェネルバフチェはCLの2次予選から参戦することになった。2次予選での対戦相手は7月15日の抽選で明らかになる。初戦は7月19日〜20日、第2戦は7月26日〜27日に開催される。

■フランクフルトの優勝により予選の回数が増加

ELでアイントラハト・フランクフルト(ドイツ)が優勝したことにより、フェネルバフチェはCL予選で3試合を戦うことになった。フェネルバフチェは対戦相手の3チームを破ればCL本戦への出場権を獲得する。もしもELの優勝チームがスコットランド代表・レンジャーズであった場合、レンジャーズがCL本戦にストレートインし、フェネルバフチェはCL本戦に向けて3試合ではなく2試合を戦うことになっていた。この場合、フェネルバフチェの初戦は7月ではなく8月になっていた。

■不確定要素はウクライナ

フェネルバフチェの対戦相手になる可能性が高いチームが2つある。1つ目はミルチェア・ルチェスク監督率いるウクライナのディナモ・キエフだ。ただしロシアのウクライナ侵攻により、ウクライナのチームが欧州の舞台で戦うかどうか、戦うことになったとして試合がどこで開催されるのかは未定だ。さらに、FIFAの特別裁定によりチームを離れた外国籍選手が復帰するのかしないのかも問題となる。

■奇跡が起きなければミッティラン(デンマーク)

もう1つの対戦相手候補はデンマーク国内リーグの2位チームだ。フェネルバフチェ・コンヤスポルの順位争いと同様、デンマーク国内リーグでは最終節を前に、コペンハーゲンがミッティランを勝ち点3・得失点差プラス9上回って首位に立っている。ここでも奇跡が起きなければ、フェネルバフチェのもう1つの対戦相手候補はミッティランとなる。フェネルバフチェからマックス・マイヤーをレンタルしているミッティランには、エヴァンデル、ブルマード、ドライヤー、シストなどの重要な選手が所属している。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:神谷亮平 )
( 記事ID:53465 )