米高官「トルコの安全保障上の懸念は払拭可能」
2022年05月21日付 Hurriyet 紙


アメリカのジェイク・サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)はスウェーデンとフィンランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟問題で、トルコやレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が表明している安全保障上の懸念は払拭可能だと話した。

サリバン大統領補佐官は、バイデン大統領が韓国や日本などのアジア歴訪に向かう大統領専用機内で記者団の質問に答えた。

■フィンランド閣僚「説明する用意がある」

サリバン氏は、バイデン氏が19日にスウェーデンとフィンランドの両首脳と会談したことに言及し、両国のNATO加盟を強く支持する立場を強調した。トルコの両国のNATO加盟に対する立場については、「フィンランドとスウェーデンのNATO加盟に対してエルドアン大統領や閣僚から表明されている懸念は払拭可能だ」と話した。また、フランスメディアの取材に応じたフィンランドのトゥッティ・トゥップライネン欧州問題相は、「トルコにとって不明瞭な点はすべて説明する用意がある」と述べ、トルコと協議する用意があることを強調した。

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( 翻訳者:麻生充仁 )
( 記事ID:53469 )