カタールの投資狙いはガラタサライ島、イスタンブル空港、ガラタポート
2022年05月27日付 Cumhuriyet 紙


本紙の記者ジャーレ・オズゲンテュルクは、カタール人に売却されたトルコの不動産について書いた。アルターナティフ銀行を買収して名声を得たアル=ファ―ダン家がガラタポートをめぐり交渉を行い、彼らの狙いがガラタサライ島であることがわかった。

トルコの不動産が日を追うごとに外国の人々に売却されていることに着目したオズゲンテュルク記者は、本日付けの記事でカタール人の手に渡ったことが話題となっている重要なプロジェクトについて書いた。

■止まることなく売却

カタールのシェイフ・タミーム・ビン・ハマド・アル=サーニー首長の訪問後、カタールの人々のトルコへの関心は高まった。イスタンブル運河航路の土地やタンク・パレット製造所、港を始め多くを買い取ったカタールの人々の新たな狙いは、ガラタサライ島、ガラタポート、イスタンブル空港となった。

■オズゲンテュルク記者の今日の記事は以下の通り

ドーウシュ・グループのフェリト・シャヘンク代表は先週、提携を発表する予定であると述べた。裏情報によると、売却の先延ばしは、ガラタポートにあるレストランD-reamの状況が原因で生じた。しかし、公表は差し迫っている。

「私を見るというのは、なにも顔を見るということではない。私の意見、私の気持ちをわかっていて、感じていれば、十分である。」

ムスタファ・ケマル・アタテュルクは、この有名な演説を1937年にサルイェルで客人として滞在していたコジャタシュ別荘の前にやって来た民衆へ向けて行った。アタテュルクをもてなしたコジャタシュ別荘は、何度も人の手に渡った。最後の所有者はカタール人のアル=ファーダン家である。

別荘は修復され、今日シックス・センス・コジャタシュというブランド名でホテル、邸宅として営業している。アル=ファーダン家は、2013年にアルターナティフ銀行を買い取り参入したトルコでの投資を続けている。ボスポラス海峡沿いで最も高級なホテルの内、マンダリン・ホテルの株主であるアル=ファーダン氏は、アンタルヤおよびボドルムで購入した土地でも高級ホテルの投資を準備している。

■新たな株主の目玉

トルコへのカタールの関心は明白である。イスタンブルでの渦中の投資のうち、ガラタポートも彼らの関心を引く地域のうちの一つである。ドーウシュ・グループのフェリト・シャヘンク代表は先週、カタールのシェイフ・タミーム・ビン・ハマド・アール=サーニー首長をガラタポートに案内した。同日の観光投資フォーラムでは、新たなグループとの提携のための会合を行ったと明かし、「水曜日付けで世界のトップ10に入る重要な機関投資家が会社の20%を所有することになる」と述べた。

私が知る限り、その株主はカタールのアル=ファーダン・グループだそうである。裏情報によると、公表が先き延ばしされている原因は、ガラタポートにある多数のD-reamレストランの行く末であるという。

また、クルチェシメにあるマンダリンホテルの株主であるアル=ファーダン・グループの狙いがホテルの向かいにあるガラタサライ島であることも話題にされている。

■ドバイか、カタールか

外国人と交渉の場についている投資の一つが、長期にわたり議題となっているイスタンブル空港である。運営会社のイスタンブル・グランド・エアポート社(IGA)では、短期間で株式の変更が行われた。5人のパートナーとともに創業したIGAでは、リマク建設とマパ建設が株式を譲渡して撤退し、カルヨン建設とジェンギズ建設が大株主となった。

IGAへの参入希望者のひとりはやはりカタールである。もう一方はドバイである。会合が加速し、IGAのパートナー達と同様に政府の希望でも今回はカタールの代わりにドバイが投資家となるそうである。

世界から取り残されたトルコ政府の経済政策によりトルコリラが下落したことで、トルコの不動産は水よりも安価な状態になった。購入者は如何なる配剤であれ、すべて湾岸の資本である!

トルコが必要としているのは、工場を建設し、生産しであり、直接投資である。このためには、残念ながら法や公平性への信用が必要である!

■トルコにおける投資の一部

マクドナルド・トルコ、ファイナンス・バンク(QNB Bank)、アルターナティフ銀行(ABank)、デジトゥルク、バンヴィト、アンカラを拠点とするアンカス、BMC、ERGOポートフォリオ、ベイメン・リテイリング、アイ・マルカ・リテイリング、メモリアル健康グループの40%、家庭用繊維製品チェーンのEnglish Home、エルビルギン・マンション、イスタンブル運河航路の約4万㎡の土地、ムナマル・コンテスビーチ・ホテル

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( 翻訳者:関口ひなた )
( 記事ID:53498 )