ウクライナ穀物輸出へ、イスタンブルが拠点化
2022年06月03日付 Hurriyet 紙


ロシア・ウクライナ戦争の影響で発生した世界食糧危機を解決するため、トルコが進める集中的な外交折衝の末にロードマップが練られる中、イスタンブルに司令基地が作られることが計画されている。

黒海の北部での戦闘の影響で発生した穀物危機を解決するため仲裁に入ったトルコは、交渉を加速させた。

■トルコに来る

入手した情報によれば、まずは港や貯蔵所で待機する穀物を輸送準備の列に加えるため、国連主導で様々な打開策が議題になった。この打開策を実現するためトルコの様々な試みによりロードマップが練られた。トルコ・ロシア・ウクライナ各代表団が国連の調整で近日中にイスタンブルで会い、ロードマップの詳細を議論することも計画されている。イスタンブルに今後設立される司令基地を通じて穀物の流れを追うことが想定されている。

■機雷処理

会談の中では黒海の機雷処理を始め、船舶の停泊場所、保険、安全、司令基地に務める職員に関するあらゆる事項はイスタンブルの四者会合で検討される。ウクライナとロシアが前向きな姿勢を示した仕組みにより、黒海の諸港周辺にある地雷処理を実施し、当事国や各港で待機する数百万トンもの穀物が世界の市場に届けられることなろう。

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( 翻訳者:大屋千寛 )
( 記事ID:53532 )