モスクの碑文、取り戻せた!-シレ
2022年06月05日付 Hurriyet 紙


シレのボズゴジャ・ジャーミーから盗まれたエル=ハジ・イブラヒムザーデ・フルシド・ベー碑文が返された。碑文を覚えているというシレ地元民らは返還を望んでいると伝えた。

シレ・ボズゴジャ村にあるモスクが所蔵するエル=ハジ・イブラヒムザーデ・フルシド・ベー碑文が違法なルートで海外に持ち去られた。2021年9月17日にオランダでオークションにより売却された。シレ検察当局は違法ルートで海外に持ち去られた碑文に関する捜査を開始した。この捜査の一環で、トルコへの歴史的碑文返還のために法務省により返還請求書が作成された。

法務省外務・欧州連合局により作成された返還請求書は、オランダ安全保障法務省に送付された。オランダはトルコの返還要求を真摯に受け止め、歴史的碑文の返還を決めた。碑文は在ハーグトルコ大使館に渡された。碑文が見つかったとの連絡を受けたボズゴジャ村民らは、文化観光省に村への歴史的碑文返還を求めた。

■「碑文を戻してほしい」

ボズゴジャ村に住むリュステム・オズレシュは、「ここはボズゴジャで、周辺の村々のモスクとして建てられた。1800年代にメフメト・フルシト・パシャにより建設された。モスクは1960年代に全壊した。モスクの瓦礫はここにあった。その後、残った欠片は村に建てられた新ボズゴジャ・ジャーミーに使われた。ある漁師が碑文を盗み持ち去った。売却時に文化観光省が気づき差し押さえられた。裁判所の決定でトルコに運ばれる。私は碑文を覚えている。返ってきてほしい。碑文はモスクが倒壊する前に1950年代に盗まれた。オスマン語が読める漁師が碑文の裏にあった金と一緒に盗んだ。モスクの修繕のために置かれていた金だ。碑文を戻してほしい」と述べた。

倒壊したモスクの残った欠片で建てられた新ボズゴジャ・ジャーミーの信者グループのミトハト・アルカンは、「碑文はオランダにまで行っていた。代々受け継がれてきた、大切な碑文が村に返ってくることを望んでいる。倒壊したモスクの瓦礫でこのモスクは建てられた。このモスクが建設された時私は9歳だった。歴史的碑文がここに戻されてほしい」と話した。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:安井 悠 )
( 記事ID:53547 )