テヘラン市長が市の問題の解決に向けた少女らの積極的な行動を歓迎 シャフルドフト・イノベーションセンター設立
2022年06月02日付 Hamshahri 紙


 テヘラン市長は、「10代の少女の中には積極的に社会的な活動に勤しんできた者もおり、彼女らは自身の能力を活かして市の問題解決に貢献することを望んでいる」と述べた。

【ハムシャフリー電子版】アリーレザー・ザーカーニー市長は聖マアスーメ(彼女の上に神の平安を)生誕祭と少女の日の式典において、「我々の市政は参加型によるもので、社会のありとあらゆる階層とテヘラン市を共創していくことを約束していた」と話した。

 ザーカーニー市長は、「この共創の中には、社会の半数を構成している少女や女性と関連しているものも含まれている。10代の少女たちは創造性に富むアイディアを持っている。彼女らは数千もの市の課題に直面しているが、10代の少女の中には積極的に社会的な活動に勤しんできた者もおり、彼女らは自身の能力を活かして市の問題解決に貢献することを望んでいる」と続けた。


テヘラン市長のスピーチの一部は以下の通りである。

 10代とは、自身の将来や社会に対して多情多感になる時期だ。この時期の若者らの表現は創造性に満ち溢れている。スタートアップ企業が若者らを活用するほど、彼らは創造性に富んでいる。我々もまた市政において、10代の少女である皆さんのエネルギーや創造性に期待している。エネルギーや創造力といったこの2つの特性によって、我々は皆さんと市の問題やそれに対する認識を共有でき、社会の繁栄への道のりを歩んでいける可能性や機会を得られるのだ。

 10代の少女の創造力を引き出せるような土壌作りを目的に、シャフルドフト・イノベーションセンターがテヘラン市内の4か所で創設される予定だ。

 なお以前、テヘラン市の女性問題担当顧問がシャフルドフト・イノベーションセンターについて説明した際、「シャフルドフト・イノベーションセンターの特徴は、10代の少女らが起業やスタートアップ、イノベーションに関する会議に参加できることにある」と語っていたことにも言及しておくべきだろう。

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( 翻訳者:OI )
( 記事ID:53586 )